Buddy
黍原 豊
参加予定日程：10月24日、25日、26日
プロフィール
岩手県釜石市で、築100年を越える古民家で馬3頭と一緒に暮らしながら、三陸駒舎という団体を運営しています。
東日本大震災を経て、被災地の子ども達にホースセラピーを届けることを目的に三陸駒舎を2015年に設立しました。ホースセラピーとは、乗馬をはじめ、馬の世話やエサやり、ウンチ掃除など、馬と関わり、馬の力に頼りながら、心と体を元気にする活動です。
2017年には、障がいのある子ども向けの事業も開始し、現在は市内や沿岸市町村から、遠くは片道1時間半かけて毎月延200名の子どもが来訪しています。ひとり親、貧困家庭、児童相談所が関わる家庭など様々な困難を抱える子どもの利用もあります。
かつて馬と暮らしていた古民家を延800名のボランティアと共に再生して拠点にしました。この地域では、馬で畑を耕したり、山から木を運び出したりという風景が4-50年前までありました。地域の馬文化の継承も担っていきたいと考えています。
普段の三陸駒舎での活動では、馬や周りの森・川などの自然など人間以外の存在に助けられながら子どもたちが育つ場をつくることができています。ラーニングフェスティバルで様々な方との交流を通して、人間以外の存在をどのようにしたら学びに活かせるのか、その時に人間が果たせる役割は何なのか、ということについて僕自身も学びを深めていきたいと考えています。